第2章 食鶴拳基礎編 3.食鶴拳の三才 PARTⅡ

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不思議


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南派少林拳 秘拳 食鶴門白鶴拳:第2章 食鶴拳基礎編 3.食鶴拳の三才

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第2章 食鶴拳基礎編

3.食鶴拳の三才

4.2食鶴拳の「功」

もう一つの姿勢、動作以上に重要なものがあります。それは呼吸の問題です。息をつめたり、浅い呼吸のままで練習してはいけません。呼吸にともなって胸部だけでなく腹部も連動させなければ、深い呼吸はできません。基本的には力を外面に出す時に吐き、両手を体に近づけるときに息を吸います。いずれも自然に行うことが大切で、決して力まないようにします。

先ほど述べた倦怠期には、さらに大きな問題があります。それは練習をはじめた多くの人がこの期間を突破せずにやめてしまうことです。倦怠期に入ると進歩が止まったように錯覚してしまい、練習法がまちがっていると勝手に思い込んだり、功をあせって他の武術に走ったりするのですが、この倦怠期という変化(進歩)の過程に我慢できず、途中でいやになって練習をやめてしまえば、高度な功力はまったく得られません。

倦怠期は「拳套」の練習場でも必ず起こります。この状態は拳套に「あきる」ともいえます。しかし、「あきる」ほどつまらない拳套ならば、はじめから練習はしないでしょうし、ここでは、そのような拳套以外のものについて論じているのです。つまり、拳套の応用もある程度理解していて、その上で「あきた」と感じるようなら、倦怠期に入っているといえるのです。前にも述べましたが、倦怠期のまっただ中で功力の進歩や変化が起きているのですから、「あきた」時こそが正念場であり、目に見えることができない己れと拳套との戦いでもあるわけです。このように大切な時期に「あきた」といって他の拳套に興味を持ったり、他派に流れていくようですと、「階段を一歩ずつ登る」というような進歩はまったく望めなくなります。武術に関しては「一歩登天」(一歩で天に登る意味で、すぐに強くなれると思いこむこと)はありえません。

最近、拳法を学ぶ若者の多くは、拳套の数や種類を多くこなすことを第一の目的としているようにすら見受けられます。体操や娯楽としての拳法の型をするのは個人の自由ですからかまわないのですが、それらの熟練にはほど遠い拳套を武術として人に教える者もいる現状は、大きな問題です。武術の奥義を学ぼうとするならば、まず忍耐強くあってほしいものです。


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