筋の構造と機能 骨格筋・筋線維の構造 アクチン・ミオシンフィラメント

シェアする

メモする女性


» パーソナル・トレーニングの基礎知識TOPページへ

スポンサーリンク
広告336

2.2 筋の構造と機能

2.2.1 骨格筋の構造

(図2)

筋線維の構造

クリックで大画像に

1つの骨格筋は筋線維 muscle fiber の束であり、表面は筋外膜 epimysium に覆われている。筋の内部を細かくみると筋線維は束になって筋束 fasciculus とつくっており、内筋周膜 perimysium によって覆われている。内部の筋線維も筋内膜 endomysium と呼ばれる結合組織に覆われている。筋線維の表面は、筋細胞の細胞膜である筋鞘 sarcolemma で覆われている。筋鞘の中は筋原線維 myofibril が縦に走行し、その間を筋形質 sarcoplasm が満たしている。

2.2.2 筋線維の構造

(図3)

筋線維の微細構造

クリックで大画像に

筋線維は一つの細胞であるが、多数の核を含む、いわゆる多核細胞である。
筋線維は筋収縮に重要な筋原線維から構成されている。また筋線維の内部には、細胞膜(筋鞘)が細胞内部に陥入してできた横行小管 Transverse tubule (T管)があり、薄い膜様構造からなる袋状構造物である筋小胞体 sarcoplasmic tubule (SR) により両側から挟まれている。筋小胞体は筋収縮を誘起するときのカルシウムイオン (Ca++) の貯蔵部位でである。
筋線維の中には筋の機能に関わるものが存在する。貯蔵物質としては、アデノシン三リン酸 Adenosine triphosphate:ATP 、クレアチンリン酸 Creatine phosphate:CP (あるいは Phosphocreatine:PC )、グリコーゲン glycogen などである。
このほかエネルギー物質として脂質、酸素の運搬用のミオグロビンなどがある。有酸素性代謝(細胞内酸化もしくは酸化的リン酸化)を行うミトコンドリアも細胞質の中にある。

2.2.3 筋原線維の構造

(図4)

筋線維の微細構造2

クリックで大画像に

筋原線維を観察すると、線維の長軸に対して交互に繰り返される縞模様が観察される。明るい部分を I帯 I-band あるいは明帯、暗い部分を A帯 A-band もしくは暗帯と呼んでいる。A帯の中央部にやや明るい部分があり、H帯 H-zone と呼ばれている。
I帯中央部にははっきりとした隔壁がみられ、Z膜といわれる。Z膜は筋鞘に結合しており、これらが細胞膜、ひいては筋節の構造の安定に寄与している。Ⅰ帯の幅は アクチン・フィラメント actin myofilaments のみが存在する。A帯の幅は ミオシン・フィラメント miosin myofilaments の長さであり、H帯にはミオシン・フィラメントのみが存在する。筋原線維の横断面をみると、一本のミオシン・フィラメントのまわりを6本のアクチン・フィラメントが囲んでいる構造になっている。
Z膜とZ膜の間を筋節 sarcomere と呼び、筋細胞の最小機能単位である。筋節の短縮によって筋原線維が短縮し、最終的に筋が短縮して動作が行われる。顕微鏡レベルでみると、Z膜上には細いアクチン・フィラメントが整然と並んでいる。


» パーソナル・トレーニングの基礎知識TOPページへ

カンフーフィットネス補足

  • 当スタジオでは、個別に運動処方とプログラムの作成はしませんがご相談には応じます。
  • カンフーフィットネス「スタジオ・タフ」では、運動生理学をはじめ健康医科学に基いて指導しています。
  • 当スタジオは、カンフーを「フィットネス」としてお伝えしております。
  • NSCA-CPT、健康運動実践指導者、日体協AT試験の合格者がカンフー指導にあたっています。
  • カンフーに限らず疑問点などがあればお問い合わせください。
スポンサーリンク
広告336
広告336

シェアする

フォローする

コメントの入力は終了しました。