捻挫:運動による外傷と障害

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捻挫


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Ⅵ 運動による外傷と障害:捻挫

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3 運動により発症する外傷例

3.1 捻挫

捻挫に関してはその程度が問題になる。軽度の捻挫は1度、中程度は2度、重度は3度に分類される。

1度は靭帯が軽く伸ばされた程度で大きな機能低下はなく、歩行も可能である。本人も重症ではなく、またプレー可能と感じる程度である。帰宅後には軽度の腫脹がみられるがが、通常はそれ以上の強い腫れにはいたらない。

2度は靭帯の部分断裂がである。ある程度の腫脹を、変色、機能低下がある。

3度は人体の完全断裂であり、足関節の脱臼も含まれる。内反捻挫の発生率が高く、これは足部外側を地面に巻き込むようになって起こる。一方、外反捻挫は足部内部を巻き込む状態で起こる。外反捻挫は多くの場合、穴に足をとられて発症する。従って、設備がよく、整備されたフィールドであれば捻挫の危険性は低い。しかしながら、トレーニングルームで床に発生する例もあり、注意が必要である。内反捻挫が単に捻挫だけなのに対して、外反捻挫が発症する例もあり、注意が必要である。内反捻挫が単に捻挫であるのに対して、外反捻挫では80%以上の確率で裂離骨折を伴うといわれている。

足首捻挫について重要なポイントとしてシューズの問題が挙げられる。側方への動きに適したシューズの着用が極めて重要である。私の経験では、足関節外側のほとんどがランニングシューズで側方への移動を行った際に発生している。多くの人がランニングシューズを好んで着用するが、これが足首捻挫を招きやすいため側方に動きやすいシューズを推奨すべきであろう。重度の捻挫にまではならないだろうが、中程度の捻挫は容易に起こりうるからである。

捻挫

関節に過度な外力が加わり、生理的範囲以上の運動を強制されて起こる外傷であり、骨折や脱臼はこれに含まれない。ただ、一般の方が捻挫と呼んでいる状態には、骨折、脱臼が含まれていることが多く、骨折、脱臼を捻挫と思い込み放置し不幸にも治癒しない場合が度々ある。特に、裂離骨折(一般には剥離骨折ともいうが)の場合はレントゲンを撮らないと判断できず、きちんとした診断を受けるべきである。治療は必要十分な固定をすべきで、過剰な固定、免荷は避ける。固定中の筋萎縮、骨萎縮を最小限に抑えるように努力する。注意すべきは、痛みが消滅したから治ったわけではないということであり、鎮痛ではなく靭帯の修復が最終的な目標である。痛みは最初の二週間でほぼ運動できる程度まで消失するが、靭帯の修復は少なくとも6週間はかかる。重症度に応じて固定問題、方法はそのつど変えていく。予防が大切である。


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