誰でもわかる! 脂肪を分解する6つの理由

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ビーチデジョギング

運動をすると、体内ではどんなことが起きているのか。
複雑な燃焼の仕組みをまず頭に入れてみよう。

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有酸素運動の瞬間、起きていること。

脂肪の分解

空腹を感じたらちょこまか動く。これだけで体脂肪の分解は進む。

安静時でもつねに分解

痩せる気はあるんだけどカラダが動かない。
ゴロゴロしてたらスマホニュースで発見!
「速報! 中性脂肪は安静時でもつねに分解されていた!!」
えっマジ!?
じゃぁゴロゴロしている知らない間にダイエットしてたのか… よ~し♫ どんどん休もう 

体脂肪はそのままでは燃えてくれない。
体脂肪は脂肪細胞に中性脂肪として収められており、中性脂肪は3個の脂肪酸と1個のグリセロールからなる。
中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解しないと燃焼されないのである。
肥満に悩む人が多い現代ではすっかり嫌われ者となった中性脂肪だが、本来の役割は全身にエネルギーを供給すること。
そのため、中性脂肪は何もしていない安静時でもつねに分解されて血液中へ放出されている。

脂肪酸とグリセロール

おいおい、見出しだけ読んで安心しちゃダメだよ~!! 
たしかに中性脂肪は、何もしなくてもHSLという酵素によって3個の脂肪酸と1個のグリセロールに分解されてるけどね。 

中性脂肪は脂肪細胞の中に油滴というアブラの固まりとして保存される。
油滴にホルモンの感受性リパーゼ(HSL)という酵素が作用すると、溶けて脂肪酸とグリセロールに分解されてから血中へ出て行く。
水と油で脂肪酸は血液になじまないので、アルブミンというタンパク質と結合して遊離脂肪酸(FFA)となり、脳の神経細胞以外の大半の細胞でエネルギー源として利用される。
グリセロールは、肝臓で糖質に変わり、エネルギー源となる。

中性脂肪として再合流

でも、せっかく分解されてもじっとしてたらまた、中性脂肪として再合成されちゃうんだよ。

カラダでどこよりもエネルギーを使うのは体重の30~40%を占める筋肉。
脂肪細胞からはせっせと中性脂肪が分解されているが、せっかく分解されてもじっとしていると筋肉が脂肪酸を盛んに利用しないので、大半は再び脂肪細胞へ戻り、中性脂肪として再合成される。
分解をムダにしないためには、坐ったりゴロゴロしたりせず、立ち上がって、ちょこまか動き続けることが大事
実際、坐っている時間が長い人は太りやすいよいう統計もある。

分解を促進する要因はまず空腹

ええっ!!
じゃあ脂肪を分解するのには、まずは空腹になればいいんだね!?
た、耐えられるのか…

体脂肪をじゃんじゃん燃やすには、中性脂肪の分解を進める必要がある。
分解を促すのはまず空腹。
お腹が空いて血糖値が下がると、膵臓のランゲルハンス島α細胞から、グルカゴンというホルモンが出る。
グルカゴンは血糖値を上げるホルモン。
肝臓でグリコーゲンをブドウ糖に分解して血糖値を上げると同時に、HSLの効き目を高めて体脂肪の分解を促進させる。
食間にお腹が空いたら、立ち上がって歩きまわり、分解した体脂肪を使おう

分解を促進するもう一つは運動

分解を促進するもう一つの要因は運動にゃぁ!
どっちも酵素を活性化してくれて、脂肪分解を助けてくれるんだ♫

運動をするには筋肉のエネルギー源として多くの脂肪酸が要るから、中性脂肪の分解が加速する。
運動の刺激で自律神経の交感神経が優位になり、副腎皮質からアドレナリンというホルモンが出てくる。
さらに運動中には脳下垂体から成長ホルモンもでる。
アドレナリンも成長ホルモンも、HSLを元気にして体脂肪の分解を促進。
アドレナリンはおもに運動中、成長ホルモンは運動後に働いて血中の脂肪酸を増やして筋肉での消費を促す。

皮下脂肪と内臓脂肪

この2つをすれば皮下脂肪より内臓脂肪のほうが減っちゃうよ~
それは助かるなぁ!
もぐ、もぐ、もぐ…

体内でもっとも脂肪酸が集まっているのが、皮下の真下と内臓の周辺。
前者が皮下脂肪であり指でつまめる贅肉、後者が内臓脂肪でお腹の膨らみの正体である。
運動を習慣にすると内臓脂肪から減りやすいが、これは内臓脂肪のほうがアドレナリンや成長ホルモンへの感受性が高いので、内臓脂肪の分解がスムーズに進むため。
内臓脂肪が溜まりすぎて太る内臓脂肪型肥満になると、内臓脂肪からさまざまな悪玉物質が放出されて血圧や血糖値を上げてメタボの危険を高めるから要注意。

インスリン

人の話を聞きながらナニ食べてんの!
糖質を摂るとインスリンの分泌が増えて、体脂肪の分解にブレーキがかかるから気ぃつけないかんゼヨ。
ううぅ~ すみません。わかりますた…

体脂肪の分解を抑える困ったホルンモンもある。
それが膵臓のランゲルハンス島β細胞が分泌するインスリンで、HSLの活性を下げて体脂肪の分解を抑える。
そもそもインスリンは血糖を筋肉や脂肪細胞に取り込み、血糖値を下げるホルモン。
糖質を摂って血糖値が上がるとインスリン分泌が増えるので体脂肪分解にブレーキがかかるのだ。
逆に脂肪酸を脂肪へ取り込むリポタンパクリパーゼ(LPL)の効き目を上げる働きも。
糖質を過食すると太りやすい理由だ。

簡単に脂肪を分解する理由 まとめ

  1. 体脂肪は安静時でも分解しているが、そのままでは燃えない。
  2. 分解されてもじっとしていたら中性脂肪として再合成させられる。
  3. 分解を促進するには、まず空腹に。
  4. さらに促進するのには軽くてもいいので運動を。
  5. 空腹で運動をすると皮下脂肪より内臓脂肪の方が減りやすい。
  6. 糖質の取り過ぎは脂肪分解にブレーキをかけて太る原因に。

カンフーフィットネス補足

  • 当サイトでは、「カンフー」と「武術」「太極拳」などを同じ意味で使用しています。
  • カンフーフィットネス「スタジオ・タフ」では、運動生理学をはじめ健康医科学に基いて指導しています。
  • 当スタジオは、カンフーを「フィットネス」としてお伝えしております。
  • NSCA-CPT、健康運動実践指導者の合格者がカンフー指導にあたっています。
  • カンフーに限らず疑問点などがあればお問い合わせください。
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