心疾患患者:特別な人のための運動処方

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Ⅷ 特別な人のための運動処方:心疾患患者

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3 心疾患患者

冠動脈の閉塞、塞栓症、血管痙攣、血栓症、こういったものは心臓のポンプ機能を低下させ、不整脈を生じさせる。心臓の各部の収縮には順番があるが、この順番が狂うことがある。血管疾患により全ての動脈が障害を起こす。

3.1 虚血性心疾患のリスクファクター

  1. 高密度リポタンパクに対する総コレステロールの比率が、3~7の間を外れている。
  2. 高血圧。
  3. 喫煙の習慣。
  4. 男性である。
  5. 高齢。
  6. 運動不足。
  7. 糖尿病。

3.2 心疾患患者に対するトレーニングの注意点

  1. 運動実施の前に医療機関でのメディカルチェックが必要である。
  2. トレーニングプログラムは医師の指示に基づいて作成すること。
  3. 運動前後、運動中の血圧や脈拍の測定を行い、必要に応じて心電図検査を行う。
  4. 無症候性虚血性心疾患といって心臓が虚血になっていても胸痛のない場合があるので注意を要する。
  5. 不安がある場合は運動しない。
  6. 運動強度が低くても精神的緊張が強い場合は、緊張だけで虚血性心疾患を引き起こすことがある。
  7. 運動により致命的な不整脈が起こる。トレッドミルテストの際に不整脈が現れた場合には、直ちにトレッドミルテストを中止する。
  8. 心臓は、健康な人であっても、心拍数が100未満となるよう1回拍出量の調整など様々な調節がなされている。その調節の中で、冠状動脈の虚血が起こりやすい、危険な心拍数が存在する。
  9. トレーニングは、強度の低いものである必要がある。
  10. 有酸素性も、ウェイトトレーニングも、両方必要である。片側のみを用いる運動は不適切である。
  11. 週に数回、20分の歩行をすすめる。速度は、時速3.3マイル(約5.3km)が良いだろう。
  12. レクリエーションも大切だし、自転車漕ぎやダンスも良い。洗車するのも良いし、サーキットトレーニングで有酸素性能力を高めるのも良い。
  13. 心筋梗塞後の患者で、以前に心臓発作を起こした人は、3ヶ月以内に医師に診てもらっていなければ、来院すべきである。
  14. ウェイトトレーニングは、12~15回を、軽い負荷で行うのが良い。これを最大で2セット行う。痛みが生じない程度に行う。手を強く握りしめたり、うなり声をあげたり、顔をしかめたりしないように行う。何らかの症状が出たら中止する。
  15. 不整脈はたいてい、クールダウンのときに引き起こされるという報告がある。クールダウンは、徐々に、快適に行う必要がある。急に止まると不整脈が生じる危険性が高くなる。


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